−第12回 国際抜刀道全国大会参加風景−
■■■ 中村泰三郎先生七回忌追悼 ■■■
【開催地】平成21年11月23日 神奈川県横浜鶴見スポーツセンター
外国人勢も多数参加し、近大生にとっても国際大会に出場することは大きな経験になった。
従来の型を比べるだけでなく「実際は」という真剣斬りの大会である。
今回2回目出場の4回生/淡井孝輔君が2段以下の部で初優勝した。
近大で真剣斬りを指導して30数年になるが漸く結果を出せた。
左より 大塚監督/3回生 吉岡要/4回生 淡井孝輔/日高コーチ/3回生 大場友裕
国際抜刀道連盟大会スナップ
優勝 淡井孝輔君の姿勢と
位のある見事な真剣斬り
責任を果たせたと語る
淡井君と記念写真
個人戦 吉岡要君
左袈裟斬り
個人戦 大場友裕君
左袈裟斬り
個人戦 五段以上の部
日高コーチ 逆袈裟斬り
組太刀の部
大場君 吉岡君
組太刀の部
日高コーチ 淡井君
今回は2回目出場の淡井君が外国人を抑えて初優勝、「後輩に示すことができてよかった」と語っている。
また、大場君と吉岡君も国際大会に初出場したことで、来年に繋がる戦いであった。
真剣斬りの世界を知り外国勢の真剣さを目の当たりにし己の立場、腕を自覚する。
そして、外国勢と親しみ友好を深めることができた。
できれば、他大学も参加してほしいものです。
真剣斬りは空間斬り刀法ではなく、実際の間合や目測、円形線/角度/移動斬り/刀の止め方など全ての要素があり、
これを体験したかしないかでは実際の手の内が違う。
武道は体験にあり、剣道の四戒、恐れ、驚き、疑い、迷いを払拭するのが心の鍛錬であり、
その過程に真剣斬りがあり、指導法として安全刀法の抜刀道が存在する。(監督/大塚)